以前に書いた記事に「継続は努力なり」って言葉を書きましたが、何事も継続するって本当に難しいですよね。
ダイエットの為にジョギングを始めようと思っても三日坊主で止めてしまう方って多くないですか?
そんな、なんでも三日坊主になってしまう方の為に三日坊主にならないようになる為の方法についてお話したいと思います。
継続することが得意な人と継続が苦手な人が存在します
何事も継続することの大事さって皆さんは頭の中では分かっているはずですが、実際問題何か新しいことにチャレンジしよとしても三日坊主になってしまう方は非常に多いです。
三日坊主の代表格であれば「ダイエット」ですかね!!
ダイエットの場合、コツコツと毎日食事制限をし身体を動かすことで体重は落ちるって分かっていても、周りからの誘惑に負けてついつい美味しい食べ物を食べてしまったり、身体を動かそうと始めたジョギングもなんだかんだと自分にいい訳をし結局三日で止めてしまい結局ダイエットが失敗に終わったなんて話をよく聞きます。
しかし、ダイエットでもしっかりと毎日コツコツと継続して行っていれば、結果を出されている方が多数いることも皆さんはご存知ですよね。
このようにダイエットに限らず、物事に対して継続して行える人と継続することが苦手な人がいるのが事実です。
この継続出来る人と継続が出来ない人との違いには実は「脳」の構造で決まってしまうのです。
物事を継続できる人の脳はここが活性化している
まず、物事に対して継続することが得意な人ってどんな方が多いかと思いますか?
一般的に、何かに対して続けることが出来る人はスポーツや音楽家などの専門分野に長けている人が多いようです。
勿論それら以外にも色々な分野でエキスパートと呼ばれる人達は大抵何か物事に対して続けるという行動を取れる人です。
この「続ける」という行動をとれる人は、何か物事を始める際には快楽物質やドーパミンをもたらす「左線上体」や「前頭前皮質腹内側部」が活発に動いている方です。
線条体(せんじょうたい striatum)は、終脳の皮質下構造であり、大脳基底核の主要な構成要素のひとつである。線条体は運動機能への関与が最もよく知られているが、意思決定などその他の神経過程にも関わると考えられている
前頭前皮質(ぜんとうぜんひしつ)とはこの脳領域は複雑な認知行動の計画、人格の発現、適切な社会的行動の調節に関わっているとされている。この脳領域の基本的な活動は、自身の内的ゴールに従って、考えや行動を編成することにあると考えられる
Wikipedeaより引用
なんか難しい言葉ですが、要は「○○を続けることで○○を得られるようになる」というゴールが明確化させることが出来るので継続することが出来るようになります。
継続することが出来ない人は損得を計算し過ぎる
一方、いつも三日坊主で終わる継続出来ない人は、物事の損得勘定を計算する働きのある「島皮質」が活発に動く方です。
島皮質は「○○をしても時間の無駄だからやめた方がいいよ」って行動に対して直ぐにブレーキをかける働きを持っています。
なので、何でも続けることが苦手な方はこの島皮質が直ぐに働く傾向の人と言えるでしょう。
このように島皮質が直ぐに働く方(継続出来ない人)でも自分の考え方を少し変えるだけで左線上体や前頭前皮質腹内側部を活発に活動(継続できるようになる)させることが出来ます。
その方法がこれからお話する内容を考えながら行動すればあなたも三日坊主(継続が出来ない人)から抜け出せますよ!!
継続することが苦手な方は明確な目標を!!
この様に、物事に対して継続できる人と継続が出来ない人では活発に働く脳に違いがありますが、継続が苦手(続けられない)な方でも「左線上体」や「前頭前皮質腹内側部」を活発に働かす方法がございます。
その方法とは、まずは続けることで得られる結果を具体的に数字化し紙などに書いて視覚的にも分かるようにすることです。
具体的な結果(数字など)を普段から目にすることで、サボろうとする脳(島皮質)の働きを抑制してあげるのです。
例えば、ただ単に貯金をしたいって思ってもいても中々貯金って出来ないですよね。これを「いついつまでに30万円貯金する」って決めて、このお金は○○に使うんだって目標を明確化するだけで貯金ってしやすくなります。
また、1番最初にもお話いたしましたがみんなが失敗しやすいダイエットも同じことが言えます。
ダイエットで失敗する方の特徴で、ただ『痩せたいからダイエットをするんだ』って方は大抵ダイエットは失敗します。
「半年で10㎏痩せて彼女に告白をするんだ」とか「3ヶ月で3㎏痩せてこの可愛いい洋服を着る」って決めてダイエットをすると結果が出やすくなります。
私のお店にもダイエット目的のクライアントさんは沢山来ますが、最初は何の為(目標)にダイエットをするのかをしっかりとお聞きします。
この目標が曖昧な方は大抵途中でダイエットを断念される方が多いですが、しっかりとした目標がある方は最後までダイエットをやり遂げ結果を残される方が多いです。
目標達成までの道のりを細分化する
また、目標を決める際には目標を細分化することも大事です。
ダイエットの話ばかりで申し訳ないのですが、「半年で10㎏痩せて彼女に告白をするんだ」と目標を決めたとしても目標までの道のりが無いので、最初の1ヶ月で1.5㎏痩せて2ヵ月目には1㎏痩せるという風に目標(結果)を細分化してあげることも大事です。
目標を細かく設定することで、目標が達成出来たときの達成感がより一層続けると良い結果が出ると脳は思い続けることが出来るようになります。
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続けるためには脳に損をすると思いこませる
それと○○を継続しないと損をするって脳に言い聞かせることも大事です。
少し極端ですが、「ダイエットに失敗すると太るから一生結婚が出来なくなる」や「太ったら今以上に食費が掛りお金が減っていく」など、○○を継続しないことで自分自身に対して損をしてしまうと脳に教えこませるのです。
誰もが自分から損をするって分かっていたらその行動を改善しますよね。
結果に対して褒めてくれる人を探す
あと意外とこれも大事なことですが、何か行動を起こしていて続けていることを褒めてくれる人を探すことも重要です。
ただ、黙々と目標達成に向け物事を続けていても誰にも認めてもらえないとやる気も失せてしまいがちになります。
なので身近な人に「今○○をやっているの」って公言してしまい、結果が見え始めてくると周りからも「続けていて凄いね」って言われるようになると嬉しくて続けることが苦にならなくなりますよ
継続することは難しいですが継続することで得られるモノは多いよ
「勉強が出来る人」や「スポーツが出来る人」などそれ以外にも何かに秀でた方たちは、大抵その物事に対して継続して努力をしてきたから人より優れたことが出来るようになりました。
勿論、そのことに対して多少なりとも才能があったかも知れませんが、才能があったからといって継続する努力をしないでいると才能なんて開花いたしません。
少しづつでもいいので継続する努力(思考を変える)を致しましょうね。